●農業という選択
農業という選択
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日置市吹上町の県立農業大学校は8月から、新たに農業を始めようとする団塊世代を対象にした「かごしま営農塾・就農準備コース」を新設する。農業の後継者不足の中、会社などを定年退職した団塊世代が、第二の人生として農業に取り組むのを支援するのが狙いで、参加は無料。7月18日まで受講生を募集している。
新たな農業者を増やそうと、県は1997年、農業の基礎から専門までを学べる「かごしま営農塾」事業を開始。若い世代を中心に、ほかの業種からの転職組育成に取り組んできた。
しかし、受講を希望する中高年が増加。受講者の中から「実習をしたい」「就業中でも参加しやすい講座を」との要望もあったことから、今回初めて、団塊世代向けのコースをつくった。
実際に農業を始めた中高年も増え、県経営技術課によると、県内の40歳以上の新規就農者は2003年度の39人に対し、06年度は75人とほぼ倍増している。同課は「意欲を持った団塊世代が県農業の担い手に育ってくれることに期待したい」と話している。
対象は、ほかの業種で働いている人や、定年後に県内での就農を希望している65歳以下。講習は8月から来年6月まで週1回程度。初心者向けの野菜を中心に、栽培法や病害虫防除、経営などを学び、希望者には農業用機械の操作などの研修も実施する。
教科書などは実費。定員は10人。7月31日に面接がある。申し込みは同校農業研修課=099(245)1074。
=西日本新聞
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